タイトリストの新作ゴルフボール プロV1 について知りたい
今回は上記の方へ向けて、まとめを書いていきます。
new プロV1 シリーズ タイトリスト:2023
タイトリスト「プロ V1 ボール」「プロ V1x ボール」の新モデル2023年2月3日発売について
書いていきます。
1 ゴルフ製品(クラブ、ボール、シューズ、計測等)設計・開発歴17年以上
2 ゴルフ関係登録特許30件以上
3 ゴルフプレー歴20年
4 ゴルフクラブ試打数合計100種以上
5 ゴルフボール試打数合計300種(開発途上品含む)以上
ゴルフ商品設計・開発歴17年の私が経験から評価していきますので参考にして
頂けたらうれしいです。
【先行予約】【23年モデル】タイトリスト プロV1/ プロV1X ボール
点数のつけ方 | 0 | ⇔ | 10 |
ドライバー飛距離 | 小 | ⇔ | 大 |
ドライバーの曲がりにくさ | 曲 | ⇔ | 直 |
ドライバー打感(柔らかさ) | 硬 | ⇔ | 軟 |
ドライバー弾道 | 低 | ⇔ | 高 |
ウエッジのスピン | 低 | ⇔ | 高 |
パターの打感(柔らかさ) | 硬 | ⇔ | 軟 |
プロ V1 ボール タイトリスト:2023
評価 平均8.8
ドライバー飛距離 | 9.5 |
ドライバーの曲がりにくさ | 8.5 |
ドライバー打感(柔らかさ) | 8.5 |
ドライバー弾道 | 9.0 |
ウエッジのスピン | 9.0 |
パターの打感(柔らかさ) | 8.0 |
AV(平均) | 8.8 |
前作対比ドライバーでの打感が軟らかくなり
ウェジのスピンが増え、プロV1Xに近づいてきている印象。
プロV1XからプロV1へ乗り換えるゴルファーが増えそう。
コア | ハイグラディエントコア | ポリブタジエン系ゴム |
インナー | アイオノメリック・ケース層 | アイオノマー樹脂 |
カバー | ウレタン・エラストマー | ポリウレタン |
ディンプル数 | 388 | |
構造 | 3ピース | |
カラー | ホワイト、イエロー | |
コンプレション | 91 |
ハイグラディエントコア:新開発 内軟外硬(内側が軟らかく外側に向かい硬くなる)コア
アイオノメリック・ケース層: 弾力性と剛性に優れた「HFMアイオノマー」(前作同様)
ウレタン・エラストマー:同じ厚さ、配合で使用 (前作同様)
通常ゴムの硬度を軟らかくすると反発は落ちるので
高弾性アイオノマーでボール初速向上を実現したと思われます
プロ V1X ボール タイトリスト:2023
進化した飛距離性能
ロングゲームで低スピン
理想的な中高弾道
より安定した弾道
ドロップ&ストップ グリーンサイドコントロール
ソフトな打感
評価 平均8.8
ドライバー飛距離 | 9.5 |
ドライバーの曲がりにくさ | 8.0 |
ドライバー打感(柔らかさ) | 8.0 |
ドライバー弾道 | 9.5 |
ウエッジのスピン | 9.5 |
パターの打感(柔らかさ) | 8.0 |
AV(平均) | 8.8 |
ロングゲームでは飛距離が伸びて、ショートゲームのフィーリングが
変わらない理想的な進化と言えます
コア(2層) | ハイグラディエントデュアルコア | ポリブタジエン系ゴム |
インナー | アイオノメリック・ケース層 | アイオノマー樹脂 |
カバー | ウレタン・エラストマー | ポリウレタン |
ディンプル数: | 348 | |
構造 | 4ピース | |
カラー: | ホワイト、イエロー | |
コンプレション | 95 |
ハイグラディエントデュアルコア:新開発 内軟外硬(内側が軟らかく外側に向かい硬くなる)コア
→内コア:軟を大きく、外コア:硬を薄く改良
アイオノメリック・ケース層: 弾力性と剛性に優れた「HFMアイオノマー」(前作同様)
ウレタン・エラストマー:同じ厚さ、配合で使用 (前作同様)
球体のゴムの加硫では、通常内部の圧力が高まり内硬外軟になるので
内軟外硬をコア単体で実現するのは難しい。ゴムの2層で実現かな?
まとめ new プロV1 ゴルフボール 2023 タイトリスト
初代が2000年に発売され、ほぼ2年ごとにリニューアル:今回12代目
初代からほぼ同じサイクルでリニューアル。
プロV1とV1Xの立ち位置は変わらない
プロ V1対比V1xは高硬度、高弾道、高スピンという立ち位置。
強いて言えばプロV1のスピン量が増えて、V1xに近づいていると思います。
進化した飛距離性能
ロングゲームで非常に低スピン
風に負けない強い中弾道
より安定した弾道
ドロップ&ストップ グリーンサイドコントロール
非常にソフトな打感